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(私的)世界三大ソウルフルボイス ①オーティス・レディング [音楽雑談]

しばらく小難しいのが続いたので、今日は、思い切り独断と偏見で語らせていただきます。

世の中には、なぜだか波長が合う、というか気が合うというか、なんともいえない相性の良さを感じるもの、あるいは時というものがあると思います。

数年前のことですが、ある会合で各地の代表が自己紹介をするという、ごくごく日常的な場面で、どういうわけか私の心の中のバイブレーションが大反応してしまって、困ったことがありました。

その人は 「北海道から来ました○○です。今、北海道は空気が澄み、鮭が川を上る季節です。」と、自己紹介されただけだったのですが、突然、私の目の前には、北海道の大原野が現れ、鮭をつかまえる熊さんの映像が、さわやかな空気が、咲き乱れる美しい花が見えてしまったのです。

そして、あろうことかそれだけで感動してしまって、ぼろぼろと涙が出、困ったことがありました。

変なヤツ、と思われても仕方がないのですが、どうしてもその感動が止められなくて、でも、何に感動したのか、自分でもわからない・・・。
まさに、バイブレーションが合ってしまった、としか言いようのないことがありました。

おそらく、その日の体調や、感受性の具合など、いろんな要素が交じり合ってそうなってしまったんでしょう。
まあ、それくらいの感受性がなければ、音楽なんてやってられんわ、ということにしておきましょう。

ところで、私にとっては、いつ聞いても感動してしまう、というかバイブレーションの合う声というのがあり、そういう声はストレートに自分の魂に響いてくる感じがするのです。

もちろん、その声の持ち主が類まれなる歌手であることも一因かもしれませんが、歌手でないこともあるので、やっぱり魂のバイブレーションが合う声、つまり私にとってのソウルフルボイスと、表現させてもらいました。

私的世界三大ソウルフルボイス、その①は、オーティス・レディング です。

いわずと知れた、ソウルシンガー、R&Bの大御所ですが、もう、小さい時から好きで好きで、よく聞いたものでした。

オーティスは絶対ライブの方が、スタジオ録音より良いので、(もちろんスタジオ録音も素晴らしいのですが)、もし初めて聞かれるのなら、ライブ盤をお勧めします。

ほんとに、どうしてこの人はこんなに、悲しい声、切ない声、敬虔な祈りのような声をしているのでしょうか。
それに、この若さ(享年26歳)にして、この風格と実力、そしてものすごい人気。

これほどまでに熟しきれば、後は果実が実り、枝から落ちるように、その先に死が待っていても不思議ではなかった・・・・(飛行機事故による)

この画像は、私が持っているLPで、モンタレーポップフェスティバル(1967年)のライブ盤です。
この写真を見ると、あたかもオーティスとジミ・ヘンドリクスが共演してるみたいに見えますが、してません。(
きっぱり

片面オーティス、片面ジミヘンという、なんだか1枚で2度おいしいというか、売らんかな精神見え見えの、レアものでございます。(それにひっかかって買ったんですが・・・)
今ではCDにもなってなくて、幻の1枚といえるんではないでしょうか?

      ←写真まずくてスマソ m(_ _)m

      ←デジカメの電池が切れてて、携帯で撮り     
                                 ました・・・

このアルバムの「I've been loving you too long」 と 「Try a little tenderness」が、ほんと、素晴らしいんです 
涙なしには、聞けません。 

ここだけの話ですが・・・・

なんとこの時の映像がYoutubeにアップされているんです。
(ただし、3分は会場にいるおねーさんばっかり映っていて、オーティスはほんの1分くらいという、サギみたいな画像ですが・・・)

も~、初めて動いているオーティスを見て、わたしゃ泣きました
(デルモナコの時もおんなじだったけど・・・

一回、見てください。 バックのMGSも、ほんとにすごい!

http://www.youtube.com/watch?v=kNDXZfk7CXA&mode=related&search=

↑これは「I've been loving you too long」 最初は「Shake」が入ってます

http://www.youtube.com/watch?v=W4PDj3IkC04&mode=related&search=

モンタレーの画像があまりにひどいので、同時期のヨーロッパツアーのものにしてみました。 これはコンパクトにまとまっていますね。

いずれにしても、お客さん大喜びで、あ~、私も見たかったわ~
 

 

 


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月

hirosonyaさん!
聴いてみました!!
・・・恥ずかしながら、存じ上げませんでしたので・・・
まさに『ソウル』でした!!(T_T)
死の三日前に録音されたという、
そして彼にとって唯一全米No.1になったという、
『(Sittin' on) the Dock of the Bay』
も、聴いてみたくなりました。
by 月 (2006-10-27 20:46) 

hirosonya

月さま、まいどです! (^^♪
ね、ね、いいでしょお~。ソウルフルでしょ~~

この人やら、サム・クックやらが早くに亡くなってしまったので、ジェームス・ブラウンが活躍できたのでは?と、思っています。(あのゲロッパの人)
ドック・オブ・ザ・ベイもいいですよ。
ぜひ、お聞きください。
by hirosonya (2006-10-29 16:45) 

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