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楽譜の間違いについて [音楽雑談]

最近は無料の楽譜ダウンロード・サイトがあちこちにあって、時々利用することもあるのですが、総じて海外のサイトは、いいかげんなものが多いです。

先日、ショパンのノクターン(遺作)が必要になったのですが、なぜか見当たらないので、ある海外の無料楽譜サイトで、ダウンロードしてきました。

が、これがいいかげんな楽譜で、タイはついてないは、音はところどころぬけてるは、誤植はあるは、で結局使い物になりませんでした。

曲を知っているから、おかしい、とわかったものの、もし知らないで鵜呑みにしていたら怖いな~と思います。

かといって、出版社から出ている楽譜が100%正しいかといえば、そうとも言えないのが現状です。

以前、ブラームスの「2つのラプソディ」が課題になったので、予算の都合でピースを買ったら音が間違っていて(誤植)、仕方なくまた分厚い高い楽譜を買いなおしたことがありました。

これもCDを持っていてよく聞いていたから気づいたようなものの、知らない曲だったり、CDにもなっていない曲だったら、とても困ると思います。
新曲を練習する時は、なんらか楽譜を確かめる手段が必要になってくるのです。

特に上級用の楽譜はあんまし売れないので、落丁、乱丁、誤植等があっても、気づかずそのまま、ということがあるようです。

しかし、上級用だけではなく、初級用でものけぞるような大ミスがあるのを、ご存知ですか?

誰もが知っている楽譜の出版社、全○の「子供のバイエル」という大大ベストセラーの楽譜ですが・・・。

ちなみにここだけの話、全○の売り上げのほとんどがこの「子供のバイエル」で、他の楽譜は細々としか売れていない、と聞いたことがあります。

その「子供のバイエル」の、スケールの説明のところですが、ハ長調もト長調も、ニもイも、長調は全部、「調長」になっているのデス・・・・

実は私が子供の頃、この楽譜で勉強したのですが、ず~~っとそのまま、当時も「間違ってるな」と気づいていたけど、そのうち直るだろうと思ってました。

が、そのまま・・・・・。(何十年ですよ・・・)(^_^;)

私が講師資格を得て、子供を教え始めたときも、「あ~、まだ直ってない。」と思った記憶がありますし、最近入ってきた生徒さんが持ってきた「子供のバイエル」を見たときは、「も~、いいよ、いいよ、このままいってくれ~」と言いそうになりましたね。(^_^;)

音とは関係ないから、ま、いいか、でほったらかしなのか、気づいてないだけなのか・・・・

どっちなのかとても気になるな~ (^^♪

子供のバイエル 下―初級  ←  うぅ、懐かしい・・・・

     これは下巻です。 これが「調長」の嵐!

    もうそろそろ直ったかな~? でも今うちには子供の生徒が少ないし、この本は  
    あんまり使ってないのです。 で、確かめようがない・・・・・


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コメント 1

 わお、ほんとですか、すごいな……。
 私も、自分のバイエル(持っているんですよ、黄色表紙のものを)で、確かめてみます。
 
by (2007-06-13 15:55) 

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