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ドラゴンクエストの音楽について② [音楽雑談]

いやいや、お久で~す

な~んと今月ドタバタして、3回しか更新してませ~ん。
す・み・ま・せ・ん・・・・

これで来月、確定申告が始まったら、ど~なるんでしょ。
われながらマイペースで、わははですわ。(^_^;)

え~っと、で、ドラクエ音楽の魅力を語るわけですが。

前回、のすけの母様のコメントにもありましたが、黒田大先生の予言は大当たりとなり、ドラゴンクエストの音楽はゲームから独立したかのように、さまざまなシーンで使われるようになりました。

そして、各地でオーケストラによるコンサートが行われるようになり、私も勇んで出かけたものでした。

私は大阪のシンフォニーホールへ行ったのですが、普通のクラシックコンサートなら、誘っても絶対ついてこない息子が、その日を指折り数え、ホイホイついてくるのです。

そーです。コンサートデビューが、いとも簡単に果たせちゃったわけです。

それまでにも、いろんなところに連れて行って、いろんな経験をさせてやろうと思って、文楽劇場やら能楽堂やら連れて行ったのですが、つまらなかったようで、ふてくされたり、にらみつけられたり・・・(ーー;)

でも、こればかりは違った。
エントランスには、コスプレのお姉さんたちがウロウロしていて、「あ~、クリフトがいる、あ、女勇者も、格闘家も」と、喜ぶ、喜ぶ。

さすがに女戦士やブライはいませんでしたが・・・・・
(あれはどこで着替えてるんでしょう? まさか家からあの格好じゃないでしょ

いやがおうにも、気分は高揚します。
そこですかさず、あのドラゴンクエスト・マーチを聞き、お城や、町やレクイエムなどを、繊細かつ勇壮な音で演奏されると、思い出すんですね~、あの苦しかった戦いを・・・・

モンスターにやられまくって、お金がなくなり、自分の着ている鎧を売って仲間を生き返らせたっけ。
それにメガザル(自分の命と引き換えに仲間を生き返らせる尊い自己犠牲の呪文)を唱えるときも、勇気がいったな~、後で生き返らせてもらえるってわかってても、あれはなかなかできなかった・・。
そうそう、戦っても戦っても終わらないエスタークとの戦い、神様もそうだったっけ。 われながら、よくやったわ・・・・。

一番強いラスボスって、なんだろう、もしかしてゾーマかも、だってあの戦闘の音楽きくと、まざまざと最後の戦闘シーンを思い出して、心臓バクバクしたこと思い出すんだから・・・

なんてなことを、観客みんなが思い出してるに違いなく、うんうんと頷いたり、感慨深げに目を閉じて聞き入っているのです。

このコンサートがなかったら、たぶん、おそらくこのホールやオーケストラとは無縁であっただろうと思えるようなお兄ちゃんが、隣で「あ~、俺感動した! あの曲、良かったわ、トリハダ立ったわ・・・」としみじみ友達に語っているのを聞くと、こちらまでうれしくなっちまうのです。
もしかしたら、彼はこれをきっかけにもっといろんなジャンルの曲を聴くようになるかもしれません。
そんな、彼、彼女がたぶんいっぱいいるはずなのです。

これも、ドラクエの大きな功績であるといえるでしょう。

水木一郎も、影山ヒロノブも決して悪くはありません、むしろ、私はある意味、尊敬していますが、これほどの影響力はなかったのではないでしょうか。

そして、とどめの一発は、休憩のときにホワイエでいただくお茶とケーキ
これで息子の心は、わしづかみでした。

大人ならなんでしょうが、ふふ、たわいないものです。

そして、休憩の後また自分の冒険と音楽に酔い、ある時はすぎやま先生への質問コーナーまでありました。

「小学5年の○○君の質問です。 Ⅴ(ファイブ)の《エーゲ海に船出して》ですが、エーゲ海にふなでして、ですか? それとも、船だしてですか?」 なんぞという可愛い質問に先生自ら答えてくださって、ほほえましかったです。

黒田先生がおっしゃるように、こんなに繰り返し何度も何度も、いや、1つのゲームをクリアするのに毎日2時間プレイして、100日かかるとすると200時間。
それ掛けることの、今までに約3000万本売れたそうなので、のべ、え~っと

ろ、6000000000時間!!

わかりやすくいうと、約60億時間です。

60億時間(何日とかは、計算してくれ~)ずっと、ドラゴンクエストの音楽が聞かれ続けた、ということなのです。

これってすごいことです。
バッハも、モーツァルトもベートーベンも、生きているうちに、こんなに聞かれなかったし、複製芸術の技術が発達した現代でも、こんな記録はなかなかないのでは?
ベンヤミンもびっくりだ~い!

これほど愛され、聞かれる音楽もそうはないと思います。 
おそらく、バッハやモーツァルトもこれを知ったら、うらやましがるに違いないでしょう。
しかもこれからも、この記録は更新され続けることになります。

だって、Ⅸがもうすぐ出るんだも~ん、もう、待ちくたびれて、首がのびてシワシワ・・・(年のせいか?)

おおっと、「トルネコの冒険」は入れてなかったので、それも入れると、また記録が伸びますね

まだ聞いたことのない、あ・な・た・

ここで試聴できます。 パソコンからの試聴は無料だそうです。

力作ぞろいで驚きます。


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スザンナ

こんばんは。
私はまさに 「まだ聴いたことのない、あ・な・た」 のひとりです 笑
曲を一部聴いてきました♪
作曲が すぎやまこういち氏で、黒田恭一氏がライナーノーツを書いていて・・・N響の演奏版があるって聞いただけで、なんかワクワクしますね。
CD借りて聴いてみたいです。Ⅲあたりがおすすめですか?
by スザンナ (2007-01-28 23:01) 

のすけの母

こんばんは、またお邪魔致します。

ドラクエコンサートは、本当になかなか体験できない空間でした。
客層は、通常のクラシックコンサートとは明らかに違うし、アリーナやクリフトがいるし、それでいて皆真剣に聴き入っているし。

すぎやまこういちさんのあったかいお話も好きでした。
「アンコールのリクエストは何がいいですか?」と会場に言っておきながら、「じゃあ、ハープの○○さんのリクエストで~」と言ってハープのある曲にもっていってしまったり。

戦い方でも性格出ますよね。私は、こまめに冒険の書に記録して、少しでもHP・MPに不安があれば、即宿へ戻るという、石橋を叩いて渡るタイプでした。

Ⅳでは「女勇者・アリーナ・ミネア・マーニャ」と女ばかりのパーティを作るのが好きでした。女勇者のできるⅢ・Ⅳは好きです。

こちらに来ると、過去のドラクエの思い出がふわ~っと蘇ってきて、楽しくなりました。
ありがとうございました!!
by のすけの母 (2007-01-29 22:38) 

hirosonya

おお、皆様、お晩です。

いや~、ドラクエで、盛り上がってしまいますわ。(^^♪

スザンナさま

CDの方はいっぱい出ているので、オーケストラはお好みでどうぞ、と言うしかないかと・・・(^_^;)
N響、ロンドンフィル等いろいろありますので。
もしかしたら、案外ブラスバンド版もいいかもしれません。

のすけの母さま

ほんと、戦い方って、性格出ますよね~(^.^)
私は、最初は肉弾型かな?
だいたい勇者とか戦士、格闘家あたりの体力があるキャラを先頭に、体力勝負で戦います。
特に、まわし蹴りとか、好きです!
むろん、快心の一撃も。(^.^)
バイキルトが使えるようになると、もう、そればっか。(^_^;)
その間に後ろで魔法使いや賢者を育てます。
そして、彼らがギガデインとかメラゾーマとかを覚えたら、一網打尽にやっつけるのが好き!

作戦は、もっぱら「ガンガンいこうぜ」オンリーで、撃ちてし止まん丸出しです。(笑)
そんかわり、玉砕して全滅も多いです・・・・

そういう性格なんですわ、私。(爆)
by hirosonya (2007-01-30 21:40) 

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