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調の意味について その③ [音楽理論]

今晩は。時間がなく、なかなかつづきをアップできなくて、自分でも気になっていたんです~・・

だって、このごろ物忘れが激しくなって、うっかりすると何書いてたか忘れちゃいそう・・・・(^_^;)
実はリトミックのレッスンで、「青春アミーゴ」を踊るので、一生懸命練習してました。  笑わないでね~、もう手足がゆ~ことをきかなくて、大変・・・

では、今日はホ短調から。

 ホ短調 (Em, Emoll)

残念ですが、この調に関してもはっきりとした情報を見つけることができませんでした。
こうなったら、ホ短調で書かれた曲をたくさん集めてきて、帰納的に推測をしていくしかないので、探してみました。

バッハ「マタイ受難曲」 メンデルスゾーン「バイオリン協奏曲」 チャイコフスキー「5番」 ドボルザーク「新世界」

人類史上最高の楽曲といわれている「マタイ受難曲」がこの調であること、同主調のホ長調が「神聖なる愛」や「天上の響き」を表すこと。 

また、平行調であるト長調が、後で詳しく書きますが「楽しみ」を表すことなどから、ホ短調は「神聖なる悲しみ」 「透明感ある悲しみ」を表現する調ではないか、と推測されます。

殉教者の悲しみ、最愛の師イエスを3度も否みたペテロの声なき慟哭、聖なる死、そういったものを表しているように思えてなりません。

そうそう、レミ・ド・グールモンの古い長い詩で「むかしの花」というのがあり、その最後にこういうフレーズがあります。

「犬芥子、苦痛にほほえむ尼僧、隠れたる殉教者の光。
ヨブの涙といふすずだま、蒼ざめた瞼の下の涙、暗い頬の上の悲しい真珠。 
紫苑、キリストの御最期のおん眼を象るせつない花。

犬芥子、ヨブの涙、紫苑、どんなに血の滴れる心よりも、おまへたちの方が私は好きだ。 滅んだ花よ、むかしの花よ。」

ホ短調はこういった感じを、表象しているのかもしれません。

また、ロマン派以後、ロマン派の調ともいわれています。 あのセンチメンタルな感じはこの調ならでは、なのでしょうか?

バッハ:マタイ受難曲 ← たぶん私が持ってるのと同じだと思いますが。 
   リヒター指揮。 「マタイ受難曲」全曲

 最近では「のだめカンタービレ」で、千秋が聞いて有           名になりました。 

 

一生に一度でいいから、第1曲「来たれ娘たちよ、われとともに嘆け」と、第46曲「憐れみたまえ、我が神よ」だけでも、聞いて 人類の至宝です 

スンマソン、今日はこれで勘弁ね。         

 

 

 


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